魚に含まれているEPA、DHA以外の有効成分、たとえば、魚介類中のアミノ酸とか、ペプチド、タンパク質も循環器系疾患などの予防、治療に効果かおるというデータが報告されています。そのいくつかを紹介しましょう。まず、タウリンについて、その性質と生理作用を説明します。タウリン、多分、馴染みのうすい物質ではないでしょうか。タウリンは、分子量125の物質で、正式には2‐アミノエチルスルホン酸と呼ばれています。構造上はアミノ酸の一種で、硫黄を含んでいるところから、一般には含硫アミノ酸の名で知られています。ただ、グルタミン酸やアラニン、セリンといったタンパク質を構成するアミノ酸でないので、体内では、遊離する形をとるか、胆汁酸と結びついたタウロコール酸として存在しています。純粋タウリンは、無色あるいは白色で、柱状のきれいな結晶をつくります。臭いはほとんど無臭で、味もまたありません。水にはよく溶けますが、アルコールにはほとんど溶けない性質をもっています。タウリンの数ある作用のうちから、主なものを挙げてみましょう。なかで大事な作用としては、「血圧を正常状態に保つ」というのがあります。つまり、血圧が高い場合には血圧を下げるといった作用を示すのです。
[参考情報]
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