転職・独立して何か商売をはじめるとなると、やはり一番ネックになるのは、開業のための資金である。自己資金が足りない場合、バブル期みたいに銀行はなかなか貸し出しをしてくれないので、ひと苦労することになる。ところが、中古ビジネスではほかの商売と違って、開業資金が少なくて済むのだ。これが、大きな魅力といえる。ただし、中古ビジネスでもFC(フランチャイズ)展開をやっていて、そこに加盟するとなると、ロイヤリティ(特許権使用料)や加盟料を納めたり、研修費を支払ったりしなければならない場合があるので気をつけたい。また、中古ビジネスでは、品物を仕入れたり販売したりというのは、基本的にすべて現金でのやり取りである。これは、あとでも詳しく述べるが、たとえばリサイクルショプでの商品の仕入れの多くは、品物を売りたいという一般消費者からの買い取りか、委託販売か、どちらかである。が、いずれにしても、そこで行われるのは現金による清算だ。質屋を始めるにあたって、上述したことを頭に入れておきたい。